Pythonに限らずプログラミングをする時には様々なIDEやエディタを使うと思います。
本記事ではPythonの開発に特化したIDEであるPyCharmを使ってDjango開発をするために必要な環境構築を紹介します。
Djangoのインストールも完了していよいよ開発を始める、という方は是非参考にして開発環境を整えてください!
PyCharmを使ってDjango開発の環境構築をする方法
新しくアサインされた案件など、すでに開発が行われている環境に入ることもあると思います。その場合はすでにGit等で管理されているDjangoプロジェクトのソースコードをクローンしてきてそこから開発することが多いと思います。
ですので、まずはすでにあるプロジェクトを使ってPyCharmで開発を開始するための準備にを紹介します。
プロジェクトを開く方法
まずはPyCharmを起動します。
すると下図のような画面になると思うので、Openから開きたいプロジェクトを選択します。
※初回起動だと少し画面が異なるかもしれません。
Openを押下するとFinderが表示されるので開きたいプロジェクトを選択し、Openを押下します。
するとそのプロジェクトが開きます。
これでプロジェクトを開くことができました。
このまま開発に取り掛かることができます。
Pythonのバージョンを変更する方法
Macの場合はMac本体にデフォルトでPythonが入っているのでPyCharmがそのPythonのバージョンを読み込んでいる可能性が高いです。
多くの場合そのPythonのバージョンは実際に開発する時のPythonのバージョンと異なっている可能性が高いので適切なバージョンに変更します。
PyCharmに適用されているPythonのバージョンは下図の画像にあるようにPyCharmの右下から確認します。
自分の場合はまさかのPythonの2系が適用されていました。
Pythonのバージョンを変更するにはヘッダーの [PyCharm] – [Preference] – [Project:<プロジェクト名>] – [Python Interpreter]を選択します。
選択をしたら画面右側上部にある歯車アイコンをクリックします。
するとメニューが表示されるのでAddを選択します。
今回は仮想環境のPythonのバージョンを適用したいと思うので画面下部のExisting environmentを選択します。
選択をするとInterpreterに利用可能なPythonのバージョンが表示されるので使用したいバージョンを選択します。
今回はDjango用に作成したPython3.9が入っている仮想環境を使用したいので、それを選択します。
そもそも仮想環境を作成していない場合は以下を参考に仮想環境を構築してください。
※仮想環境の構築は任意なので絶対に作成する必要はありません。
任意のバージョンを選択したら右下の [OK] を押下します。
Python Interpreterで指定されているPythonのバージョンが指定したバージョンになっていることを確認して問題がなければ右下の [Apply] を押下します。
[Apply] を押下した後に [OK] を押下すると画面が閉じるのでPythonのバージョンが適用されているかを確認します。
無事に設定されていることが確認できました。
これで最低限の環境構築は完了です!
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まとめ
これはあくまで最低限の構築なので所属プロジェクトによってはもっと設定が必要かもしれません。
また環境構築とは別でPyCharmの設定等もしっかりと確認をした方がより快適に開発ができます。
PyCharmの設定に関しては以下の記事を参考にしてください。
みなさんの快適なPythonライフの役に立ちますと幸いです。
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