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PyCharmのインストール方法と最低限やっておきたい設定

PyCharmのインストール方法と最低限やっておきたい設定のサムネイル

皆さんはPythonの開発の際に何を使っていますか?

流石にメモ帳等を使って開発している人はかなりの少数派だと思います。
大抵の人が何かしらのIDE(統合開発環境)やらエディタを使って開発をしていると思います。

今回はPythonに特化したIDEであるPyCharmのインストール方法と最低限やっておいた方がいい設定を紹介しようと思います。

PyCharmのインストール方法

前提の確認

まず前提としてPythonがインストールされている必要があります。

Pythonがインストールされていない状態でもPyCharmをインストールすることはできますが、そもそもPythonが入っていないとPyCharmを入れる意味がないのでまずはPythonをインストールします。

MacでPythonをインストールする方法は下記の記事で紹介しているので、まだPythonをインストールしていない場合は参考にしてください。

アプリをダウンロードする

まずはPyCharmのアプリをダウンロードしてきます。

アプリのダウンロード下記の公式ページから実行できます。

Download PyCharm: Python IDE for Professional Developers by JetBrains
Download the latest version of PyCharm for Windows, macOS or Linux.

公式ページに飛んだら、自分のOSに適したものをダウンロードします。

Community(無償版)、Professional(有償版)があるので任意の方を選択します。無償版でも十分に開発ができるので、なにもわからないのであればまずは無償版をダウンロードすればいいと思います。

実際の現場でも無償版を使って開発を行っているプロジェクトはたくさんあります。

ちなみに無償版と有償版の違いは以下です。

Pycharmの無償版と有償版の違い

Python web framework(Djangoなどのフレームワークのサポート)やDatabase & SQL support(データベースのサポート)などはあると便利なのでしょうが、なくても全然問題なく開発はできます。

ちなみに学生の場合は無料で有償版を使用することができます。
※学生の場合はメールアドレス等での証明が必要になります。

ダウンロードしたら、起動してインストールを始めます。

インストールが完了したらPyCharmを起動します。すると下図のようにPyCharmが起動します。

Pycharm起動後の画面

これでPyCharmのインストールは完了です。

では続いてはPyCharmを使う上でやっておいた方が良い設定を紹介します。

PyCharmを使う上でやっておいた方が良い設定

設定をするためには画面左上の [ PyCharm ] -> [ Preferences ] を選択します。

Pycharmの設定をPreferenceから実施する

Pycharmの見た目を変更する

まずは見た目を自分の好みに変更する設定です。Appearanceを選択します。

基本的には触らなくといいと思います。一番上のThemeからダーク系がライト系が選択できるので、自分の好みを選択してください。

Pycharmの見た目を変更する

フォント種類やサイズの変更も可能なのでお好みの設定をしてください。

エディタの表示を変更する

デフォルトではエディタ上でホワイトスペースの表示をしてくれません。
ホワイトスペースは見えるに越したことないと思うので表示するように設定します。

[ Editor ] -> [ General ] -> [ Appearance ]を選択します。

真ん中あたりにある[ Show whitespaces ]にチェックを入れます。

もし [ Show line number ]のチェックが外れていたらそれもチェックすることをお勧めします。

エディタの表示を変更する
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コード補完の設定

多くのIDEやエディタではコード補完機能が備わっています。コード補完機能を活用することで開発速度は跳ね上がります。

ですのでコード補完もより使いやすい設定にしておくことをお勧めします。

[ Editor ] -> [ General ] -> [ Code Completion ]を選択します。
基本的にはデフォルトの設定で問題ないと思います。

コード補完の設定

個人的にMatch caseは緩く検索できる方が好きなのでデフォルトの設定から変更しています。

タブの上限数を変更する

PyCharmではデフォルトでは10個のタブを開くことができます。もしその状態で11個目のタブを開こうとすると、別のタブが勝手に閉じます。

勝手に閉じられるのは地味にめんどくさいので、上限の設定を変更します。
普段からたくさんタブを開くタイプの人はまず設定を変更することをお勧めします。

[ Editor ] -> [ General ] -> [ Editor Tabs ]を選択します。

設定画面の下の方にある[ Closing Policy ]にある[ Tab limit ]を変更します。

勝手にタブが閉じるのを防ぐことが目的なので、流石にこんだけタブは開かないだろうって数字を設定すればいいと思います。

一旦自分は30で設定しました。50を設定している人を見たこともあるので、思い切った数字を設定しても特に問題ないと思います。

タブの上限数を変更する

PEP8の警告レベルを上げる

デフォルト設定ではPEP8の警告レベルが緩いです。

自分はコードは厳格に書きたい派なので、PEP8違反時の警告のレベルを上げておきます。

[ Editor ] -> [ Inspections ]を選択します。

検索欄にPEPと入力するとPEP8の設定2つが出てくると思います。

下図のように2つとも選択して、警告レベルをWeek WarningからWarningに変更します。

PEP8の警告レベルを上げる

これで警告レベルが上がりました。

まとめ

これだけの設定をすれば最低限使う分には問題がないと思います。

これ以外の細かい設定は使いながら都度カスタマイズしていけばいいと思います。

皆さんの快適なPythonライフの役に立ちますと幸いです。

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コメント

  1. […] PyCharmのインストール方法と最低限やっておきたい設定どうも、きっしゅです。皆さんはPythonの開発の際に何を使っていますか?流石にメモ帳等を使って開発している人はかなりの少数派 […]

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